新たな挑戦

「牛首紬を洋装の世界でも活用できないか！？」

牛首紬を洋装市場で活用すること目指し2009年以降海外展示会へ積極的に参加。
牛首紬の独自の製糸技法から生まれる生地風合いは、世界のファッション業界から大きく評価されています。

海外展示会

2009年2月
「ジェトロミラノ展2009 ‐ジャパンテキスタイルの挑戦‐」出展
（JAPANESE　TEXTILES　2009　Tradition Meets the Cutting-edge）

牛首紬をテキスタイル用として初めて本格的に海外へ紹介。
パリ・ニューヨークと並ぶファッションの聖地ミラノで、多くの有名メゾンからクオリティーの高さについて高評価を得ることができました。

2011年9月
プルミエール・ビジョン「PREMIERE VISION 2011」出展

世界のファッションに強い影響力を与える国際的な繊維と生地の見本市の最高峰「プルミエール・ビジョン（パリ）」。独創的な手業をコンセプトに特設された「メゾンデクセプション」に世界中から13社選抜の1社として特別出品。
以降2016年2月まで計5回出展。

パリ・コレクション

世界のファッションをリードするパリコレでも牛首紬が採用されました。

2011年7月「2011-2012秋冬パリ・オートクチュールコレクション」採用

2012年1月「2012-13秋冬メンズ・パリコレクション」採用

寺西俊輔氏との出会い

2016年2月プルミエール・ビジョンに偶然来場した、当時エルメスのデザイナーだった寺西俊輔氏。この出会いが牛首紬と寺西氏の大きな転換ポイントとなりました。
彼は牛首紬との出会いを契機に日本の伝統織物に興味を持ち、独立を決意。
帰国後、アルルナータを立ち上げ牛首紬などの伝統生地をメインに商品づくりをしています。